Archive for the ‘ストレージ’ category

自宅システムのストレージ構成

11月 2nd, 2009

image

さんざん悩んだ末に、ストレージの割り当てがようやく決まった。ポイントは二つ。

  • ファイルサーバは使わずに、メインPCのRAID1(ミラーリング)ボリュームにデータを集める。
  • TeraStationはバックアップ(WHS)専用にする。

サーバ環境

ESXiにはローカルディスクを入れて、WHS以外の仮想マシンはそこに作る。仮想ディスクは、たまにTeraStationの方に手動でバックアップする。

TeraStationはWHS専用にして、バックアップのために用いる。常時起動しておく必要はないので、使わないときはWHSをサスペンドし、電源を落とす。

デスクトップ環境

メインPCには、システムディスクとデータディスクを用意する。データディスクはRAID1でミラーリングする。

消えて欲しくないファイルはデータディスクに入れる。仮想マシンの仮想ディスクもデータディスクに入れる。

メインPC、及び仮想マシンは、定期的にWHSにバックアップする。WHSが使えない仮想マシンについても、仮想ディスクをまるまるバックアップする。

これでようやく安心して作業を始められるよ・・

Atomプロセッサでファイルサーバ

9月 30th, 2009

DSC_6916

知人からPCのパーツを譲ってもらったので、ファイルサーバを組み立てることにした。(久々の自作PC)

24時間稼働させるので、省電力&静穏設計。だいたい30Wくらいになった。

CPU: Intel Atom 330 / 1.6GHz

チップセット: NVIDIA MCP7A-ION

メモリ: DDR2 800/667 2GB

ストレージ: SATA 320GB×2

DSC_6922

マザーボードはNVIDIA IONというやつで、省電力ながらグラフィック性能に優れているらしい。ファイルサーバにするのはもったいない気もするが、SATAのコネクタが4つあるのはうれしい。

DSC_6925 DSC_6928

ハードディスクは2.5インチのやつを二つでミラーリングしてみた。ケースには3.5インチのドライブベイが一つだったので、段ボールで簡単なマウンターを作ったらいい感じに収まった。よく見たら上にもう一つ2.5インチのベイがあったので、ディスク3つまでなら普通に入りそう。

DSC_6930 DSC_6932

FreeNASを入れてパフォーマンスを見てみると、ディスクの転送レートはだいたい40~80MB/sみたい。

RAID0をiSCSIでアクセス

iSCSIターゲットを設定して、Windows 7からリモートディスクとしてマウントしてみた。最初、どうしても転送速度が60MB/sくらいにしかならなくて悩んだが、クライアント側のNICをIntelのやつに変えたら100MB/sを超えるようになった。そろそろギガビットイーサネットの限界ぽい。

書き込みに関してはストレージ側がボトルネックだろうから、ディスク構成を見直せばもっと伸びそう。まあ、自分としてはここまでいけば満足。

問題点

FreeNASの安定版(0.69.2)だと、オンボードのNICが認識されなかったので開発版(0.7RC1)を入れた。

最初、64bit版を入れたら、やたらとカーネルパニックを起こすので、32bit版に入れ替えた。

新しく入ったZFSでファイルシステムを組んでみたところ、高負荷時にI/Oエラーが発生するようだったのでUFSに戻した。

ZFSは魅力的だけど、ファイルサーバが安定しないのは怖すぎるので、まだしばらく様子を見てみよう。

OpenSolarisを入れてZFSなファイルサーバに仕立て上げるのも一つの手だな。余裕ができたらやってみたい。

しばらくこのマシンは試験的な位置づけにして、TeraStationと並行運用しようかな。

追記(10/10):iSCSIターゲット(istgt)がどうも不安定。負荷を掛けるとエラーが出ているようだ。ZFSでエラーが出たのも、こちらの問題かも?

どちらにしてもRC版はまだ不安定ぽいなぁ。システム入れ替えるか・・

自宅のストレージ構成

9月 20th, 2009

ストレージの構成がだいたい決まった。

image

サーバ環境

サーバ系のストレージはTeraStation ISに集約し、ESXiはそこから仮想ディスクを確保する。

Windows機のバックアップのためにWHS(Windows Home Server)を動かしているので、Windows機同士のファイル共有にはこれを利用する。

WHSでは足らないところを補うために、FreeNASも導入する。

クライアント環境

メインPCでは、SSD、HDD、iSCSIディスクの三つを使い分ける。SSDは主にアプリケーションの起動用。HDDは一時的なデータ処理用。iSCSIはデータ保存用。

デスクトップの仮想マシンはHDDに作成する。ここは冗長化されていない領域だが、仮想マシン単位でバックアップを行うので問題ない。ただし、重要性の高いデータは常にサーバに保存するようにする。

ストレージの用途

SSD

各種アプリケーション。OSも入れたいけど、うちのSSDはどうも書き込みが不安定なので、ブートディスクを別に用意してる。

HDD

仮想マシン。ダウンロードしたファイル。Dropboxのフォルダ。デジカメの写真の取り込み。写真や動画の編集作業。

iSCSI

自分で作成したファイル。購入したコンテンツ。

WHS

他のWindows機とのファイル共有に。

FreeNAS

Linux機からのストレージ(NFS)。ウェブサーバへのアップロード。

将来的には

サーバ側のストレージをFreeNASに置き換えて、iSCSIサーバとファイルサーバを兼用したほうがいいかもしれない。

いずれはZFSを導入するなどして、ストレージレベルでバックアップできるといいな。

(追記)11/02

ストレージを集約するのはやめることにした。

ファイルサーバの検討中

9月 20th, 2009

自宅用のネットワークストレージをどうするか考え中。

物としてはTeraStation ISがあるのでそれを使うとして、ダイレクトに接続するのがいいのか、それともファイルサーバを経由するのがいいのか。てことで、試しに性能を比べてみた。

iSCSIでの性能

Windows 7から直接iSCSIでマウントすると次のような感じ。ネットワーク的には余裕があるようだから、これがおおむねディスクの性能(+RAIDのオーバーヘッド)なんだろう。

iscsi100

実際には、いくつかの仮想マシンがここをストレージにしているので、その影響で普段はもう少し性能が落ちるっぽい。以下、データサイズを1000MBにして、ファイルサーバと比較してみる。

iscsi1000

FreeNASでの性能

FreeNASを仮想マシン(メモリ512MB)で動かした場合。ストレージはESXi経由の仮想ディスクをUFSフォーマット。転送プロトコルはCIFS。

freenas

かなり遅い・・。キャッシュが効くようにデータサイズを小さくしても同じ傾向。プロトコルのせいかと思ってHTTPで転送してみたら、それでもやっぱり18MB/sくらいしか出ない。

調べてみると、FreeNASにはVMwareのドライバ(VMware Tools)がないので、どうやらネットワーク処理がボトルネックになるという話を見つけたけど、そのせいかも。

WHSでの性能

Windows Home Serverを仮想マシン(メモリ512MB)で動かした場合。ストレージはESXi経由の仮想ディスクをNTFSフォーマット。転送プロトコルはCIFS。

whs

FreeNASと似たような傾向。一方、データサイズを小さくすると、キャッシュが効くようで性能があがる。ネットワークはボトルネックじゃなさそう。

whs100

結局、データを一度ファイルサーバに転送して、さらにクライアントに転送する、ってのはコストが大きすぎるのかな。

性能が落ちなければデータをファイルサーバに集約しようかと思ったけど、iSCSIに直接つないだほうがいいかもしれん。

これなら最初から実機で、FreeNASをストレージサーバにした方がよかったかな。

仮想マシンのディスク性能

8月 6th, 2009

VMware Workstation 6.5で、ホスト機とゲスト機のディスクアクセス(SSD、HDD、iSCSI)を比べてみたのでメモ。OSはどちらもWindows XP SP3。

SSD(Intel SSD X25-M 80GB)

左がホスト側、右がゲスト側での性能。ランダムアクセスでの落ち込みが大きい?

ホスト機での性能(SSD) ゲスト機での性能(SSD)

HDD(Samsung HD160JJ 160GB)

SSDと比べると、性能の落ち込みはそれほど目立たない感じ。

ホスト機での性能(HDD) ゲスト機での性能(HDD)

iSCSI(TeraStation IS RAID10 450GB)

ネットワークのオーバーヘッドがあるから、どちらも似たような性能になるかと思いきや、仮想化のオーバーヘッドは少なからずあるみたい。ゲスト内でイニシエータを走らせれば速くなるんだろうか・・

host_iscsi ゲスト機での性能(iSCSI)

感想

SSDは仮想マシンからアクセスしても早いなぁ。

シーケンシャルな書き込みについては、SSDでもHDDでも大きな違いはなさげ。iSCSIも実用上の問題はなさそう。

仮想マシンでも、複数のストレージを作って使い分けるのがよいかな。