Archive for the ‘情報’ category

Windows Media Centerによりスリープしなくなったときの対処

11月 8th, 2009

Windows 7に地デジチューナー(GV-MC7/VZ)を繋いで、Windows Media Centerでテレビ録画を始めた。

使っていないときはPCをスリープさせ、録画中だけ起動するようにしたいのだが、標準設定だと次のような動作になってしまう。

  • 予約した時間にスリープから復帰はするが、録画が終わってもスリープに戻らない。
  • 予約録画しているわけでもないのにスリープから復帰することがある。

これらの問題について調べてみた。

スリープしない問題

はっきりと原因を突き止めたわけではないのだが、一つの手がかりとして、コントロールパネルの「電源オプション」に次のような設定がある。

  • マルチメディアの設定
    • メディアを共有するタイミング
      • (1) コンピューターのスリープを許可する
      • (2) アイドリングがスリープ状態になるのを回避する
      • (3) コンピューターが退席中モードになるのを許可する

sleep

標準設定ではこれが1になっているのだが、Media Centerを動かしていると(というか、メディアを共有していると?)、これが2ないし3に変わってしまうみたいだ。

2も3も、どちらもスリープを避けることによって、PCをメディアサーバとして動かし続けるための設定。そのような意図がないなら、これを1に戻すことで再びスリープに入ってくれるようになる。

・・らしいんだけど、どうも動きがよくわからない。手元の環境だと、最初に設定を変えたときにはスリープしてくれなくて、スリープまでの時間を変えたり、PCを再起動したりとなんだかんだやってるうちに、いつの間にかスリープするようになっていた。

その後、このオプションを2に戻すと、またスリープしなくなる・・のかと思いきや、今度はどうやってもスリープしてしまう。よくわからん。

ちなみに3の「退席中モード」(別名Away Mode)というのは、PCは起動させたまま、モニタとかサウンドの電源だけ落とすという、メディアサーバのための電源モードらしい。システム(BIOS)側で対応していない場合、これを選ぶと単純にスリープが不可能になるみたいだ。

スリープから復帰する問題

タスクスケジューラを開いて「Microsoft / Windows / Media Center」を選ぶと、「mcupdate_scheduled」というタスクが毎日一回実行されるようになっている。「条件」タブを開くと、「タスクを実行するためにスリープを解除する」というオプションにチェックが入っているので、これが原因でスリープが解除されているのだとわかる。

task

このタスクが何をやっているかというと、どうやらMedia Centerのアップデートをチェックしているらしい。それだけのために毎日スリープを解除してくれなくても自分は構わないので、このチェックを外すことによって意図しないスリープ解除はなくなった。

リモートのDVD/CD-ROMをマウントする

11月 1st, 2009

ss

最近はネットブックなど、DVD/CDドライブのないマシンも増えたけれど、なんだかんだで使いたいときが時々ある。

そういうときは

  • USB接続のドライブを使う
  • 別PCで中身を抜き出し、USBメモリ/ネットワークでコピーする
  • 別PCでISOイメージに変換して、それを持ってきてマウントする

といったことをやるのが一般的かと思うけど、iSCSIというプロトコルを使うと、リモートのDVD/CDドライブをあたかもローカルドライブのように扱えるようになる。

iSCSIに対応したソフトウェアとしては、Alcohol 52%というフリーソフトが使えるみたい(他にもあるかな?)。最初にこれをリモート側のPCに入れて、上のスクリーンショットのようにDVD/CDドライブを共有設定しておく。

次にローカル側でiSCSIイニシエータ(Vista以降では標準搭載)を起動し、リモートPCのアドレスを入れると、共有したドライブがローカルから見えるようになる。

単なるファイル共有とは違って、iSCSIだと本当にローカルドライブと同じように扱えようになる。リモート側でCDを入れるとローカル側で自動再生されるし、CDを焼いたりイジェクトすることも可能。

iSCSIの自動接続を設定すると、リモートのPCを落としてもずっと再接続しようとしてしまうので、手動で接続したほうがいいかもしれない。

ローカル側はOSの標準機能だけで出来るのがいい。USB接続のドライブが使えないときには便利。

VMware ESXiで使えそうなiSCSIストレージ

10月 29th, 2009

サーバを仮想化する上で悩むのがストレージをどうするか。自宅サーバなら内蔵HDDでもいいんだけど、本格的に運用するならSANの導入を考えたい。

2chとかで盛んに情報交換されてるけど、調べれば調べるほど、どれがいいのかわからなくなる。とりあえず個人でも導入できそうな範囲で、適当にピックアップ・・

ソフトウェア

FreeNAS

FreeBSDベースのNAS専用ディストリビューション。

ファイルサーバとして使う分には申し分ないんだけど、iSCSIターゲットがどうも不安定・・。高負荷になると落ちるという話をよく見る。

バージョン0.7からは、ファイルシステムにZFSがサポートされるという話なので、ストレージレベルでのバックアップに便利かも。

Openfiler

こちらはLinuxベースのNAS専用ディストリビューション。

自分は試したことがないんだけど、ESXiとの相性がいいらしい。フリーで安定して使うならこれが一番?

ZFSのような新しいファイルシステムは取り入れられてないようなので、いろいろやってみたい人には物足りないかも?

OpenSolaris

ZFSの本家。iSCSIターゲットもあるので、SANとしても使える。

フル機能のOSなので、インストールサイズが大きい(5GBくらい)。でも容量さえあればUSBブートも可能。

覚えることが多そうだけど、コマンドでもGUIでもいろいろ管理が出来るので、本格的にシステム構築するにはいいか?

Windows Storage Server

Windows Serverをストレージ専用にパッケージングした製品。

NAS製品への組み込み用途が中心で、ソフトウェアとして単体で購入するものではなかったんだけど、最新版(Storage Server 2008)がTechNetやMSDNからダウンロード出来るようになったようで、導入の敷居が下がった。

iSCSIターゲットが用意されており、シャドーコピーによるスナップショットも出来るようだ。Windowsに慣れてるならこれがいいかも?

試そうと思ったけど、システムだけで20GB以上のストレージが必要で、延々と数時間もパッチを当てるのにうんざりしてやめてしまった。本腰を入れてサーバを構築しようというのでなければ、Windows Server 2003のほうが手軽そう。

Windowsで動くiSCSIターゲットとしてはStarwind iSCSI Targetというのが使える。iSCSI経由でリモートのRAMディスクをマウントしたり、ISOファイルをマウント出来たりする。フリー版もある。(スナップショットとかは有償)

専用機

TeraStation

iSCSIが使えるストレージ専用機。手軽に導入できるという点ではよいか。

不具合なのか相性なのか、ESXiから一つのボリュームしかマウントできないという問題がある。(TeraStationを二つ繋ぐことも出来ない)

NFS対応NAS

iSCSIじゃないけど、NFSに対応したNASならいろいろあるみたい。iSCSIにこだわらないなら、こっちのほうがいいかもね。

他にお手頃なのはあるかなぁ。

仮想マシンでマルチディスプレイ

9月 15th, 2009

マルチディスプレイ

VMware Workstation 6以降では、仮想マシンが複数モニタに対応しているという話だけど、仕様がよくわからなかったのでマニュアルを読んでみた。(第7章 1つの仮想マシンに複数のモニタを使用)

これは読まなきゃわからないわ、と思ったのは次の二点。

  • ホスト側の設定で、モニタの上端がそろっていないと検出されない。
  • モニタの数は仮想マシンの起動時に検出される。(モニタを増設したら再起動しないといけない)

自分は上の画像のように、左側のモニタが他の二つよりも下がっていたので、このような場合は複数モニタとしては使えないみたいだ。

一方、残り二つでは問題なくデュアルディスプレイにすることができた。(仮想マシンをフルスクリーン表示してから、「複数のモニタをサイクル」ボタンを押す)

仮想マシンでデュアルディスプレイ

モニタをすべて上端でそろえると、ちゃんと三つの画面で表示されることを確認した。まあ、もともと左側のモニタはホスト側で使いたかったので、仮想マシンが右二つになるのはむしろ好都合だな。

ちなみに、メニューから「ファイル/新規/ウィンドウ」を選ぶと、複数のゲストを同時に表示できる。これも便利なんだけど、起動中の仮想マシンを新しいウィンドウで開くには、バックグラウンドで走らせたまま一度タブを閉じて、新しいウィンドウでもう一度開く必要があるみたいだ。「新しいウィンドウで開く」みたいなコマンドがあるといいのに・・

SSDでReadyBoost

9月 9th, 2009

リソースモニタ

Windows 7のReadyBoostがどういう動きをするものなのかを簡単に調べてみた。

ReadyBoostとは?

Wikipediaの解説を読んだ限りだと、要はディスクキャッシュを外部メモリに置いて、後から高速に読み出せるようにするものだと理解した。

ということは、もしかするとSSDをまるまるReadyBoostに使えば、HDDのよく使うところだけがSSDに載って、ハイブリッドHDDのようになるんだろうか?と思ったのだけれど、どうやらそううまくはいかないみたい。

起動後の動作

まず、Windowsをシャットダウンして再起動すると、ReadyBoost用のファイルは再構築されるようだ。OSを起動してからしばらくすると、ReadyBoostファイルに大量の書き込みが始まる。書き込まれたデータは、あとで必要になったときに読みだされるのだろうけど、起動直後から有効なわけではなさそうだ。ずっとPCを起動している状態でなければ役に立たない。

シャットダウンではなく休止状態からの復帰だと動作が変わる。ReadyBoostファイルが作り直されるわけではないけれども、「HDDの方から」メインメモリにディスクのプリフェッチが始まるようだ。結局、一度電源が落ちてしまったら、ReadyBoostされたファイルはもはや信用ならないということなんだろう。

SSDでReadyBoostすると・・

つまり、PCをずっと起動したままで、なおかつ(メモリが少ないなどの理由で)ディスクアクセスが多い状況であれば、ReadyBoostは役に立ちそうだけど、そうでなければ無駄にSSDの寿命を縮める結果に終わりそう。

ちょくちょく電源をオフにするなら、よく使うファイルは最初からSSDに入れておいた方がよさそうだ。Windows 7だと、起動直後にファイルをメインメモリにプリフェッチするようなので、ファイルをHDDに入れてあると、PCを起動するたびに激しいディスクアクセスに見舞われてしまいそうだ。